辛い。
人が苦しんでるとこをみるのは辛い。
自分が苦しむより辛いかもしれない。
自分がもしどん底に落ちても、這い上がろうと思ったらどうにだって這い上がれる。
そうやって生きていきた。
這い上がり方も覚えてきた。
辛いことがあっても生きれた、どうにか。
彼女は弱い。
芯はしかっりしていて強い、けどその分繊細な作りですぐに壊れてしまう。
彼女にとって這い上がるには穴が深過ぎるかもしれない。
自分が彼女の為にできることが何かなんて全く思い浮かばない。
祈ろう、彼女が穴から這い上がってこれるのを。
もし落ちそうになったらあたしの手を貸すから。
きれいごとじゃなく、彼女が幸せになれるように。